私の愛機「双眼鏡編」

昔から双眼鏡の大ファンです。
両目で見られ、しかも正立像、人間工学的にこれほど理想的な望遠鏡はないと思います。
というわけでこれまで多くの双眼鏡と出会ってきました。
口径は5cm、7cm、10cmと次第にエスカレートし、15cm双眼鏡で一段落。
これまで購入した双眼鏡の口径と数量は
15cm:2台、10cm:2台、7cm:3台、5cm:2台、4cm:1台の計10台。
重量や倍率などの不満から売却したものもあり、現在は写真の3台と40cmシュミカセに
同架している10cmの計4台を使用しております。
「親亀の上に子亀をのせて〜」というわけで、上から順に
カートンアドラブリック42mm:軽くてハンドリングも良く、明るい変光星のチョイ見には最適です。
勝間光学70mm:純国産の双眼鏡で重量が2kg近くありますが私は手持ちで使っています。
手にしっかりなじみ手持ちでもあまり重量を感じません。像はシャープで申し分ありません。
以前はストックもあったようですが現在は受注生産のようです。
価格も抑えておりコストパフォーマンスは優れています。
フジノン150mm(25x150):彗星捜索者の標準機、15cm双眼鏡です。
バブルの時期についつい購入してしまいました。
これを使っての「天の川ライン下り」では次から次へと星々が視野に飛び込んできます。
肉眼では7つしか見えない「昴」ペルセウス座二重星団も星だらけ。
見ていてうっとりし、時間の経つのを忘れてしまいます。これこそ究極の星見と言えます。
以前は変光星観測のメイン機として使用していましたがその後40cmシュミカセに主役の座を
明け渡し、現在は休眠中です。
しかしまもなくキャスター付きピラーにのせ、北天専用の変光星観測機に生まれ変わります。
双眼鏡たちには一種独特の安心感というものがありますので今後も望遠鏡とうまく
共存していけると思っております。